多重債務は破綻のリスクが高い理由

多重債務はなぜ破綻のリスクが高いのかという理由について考えてみたいと思います。多重債務とは、一般には5社以上から借金をしている状態を言います。4社以上でも多重債務と呼ぶことがあります。
多重債務を抱えると破綻のリスクが高い理由の1つが、金利が高くなるという理由です。利息制限法では、10万円以上100万円未満では18%、100万円以上では15%という上限金利が定められています。よって、100万円を1社から借りると必ず金利は15%以下になります。しかし、多重債務者は20万円を5社から借りるといった借り方をしているので、多くの場合金利は最高金利の18%になっています。この差はとても大きいです。100万円を5年間定額返済をして完済をする場合、3%の金利差でも18万円もの差がつきます。返済期間が延びたり金額が大きくなればさらに差は大きくなります。
もう1つの理由は、延滞をするリスクが上がるという理由です。5社すべてを口座からの引き落としで返済していればいいですが、ATMからの返済などにしていると、うっかり忘れてしまう確率が高くなります。延滞をすれば遅延損害金もかかってきますし、個人信用情報に傷がつくのでローン審査で不利になり、おまとめローンや借り換えローンの利用が難しくなります。
最後に、「信用が無い」という理由も大きいです。多重債務者は信用が無いので、新しくローンを組むことができず、金利の低いローンへの借り換えもできません。
このように、多重債務はデメリットが大きいので、なるべく借金は3社までに抑えておきましょう。